PGO波って?
レム睡眠に伴う相動性の現象・・・
つまり閉じた瞼の下で眼球が急速に動いたり、手足や顔の筋肉がびくびく動いたり、呼吸が不規則になったりする直前から、後頭部で導出した皮質脳波に鋭い棘状の波が記録されることがあります。
脳の深部に挿入した電極を使った動物実験の結果から、この波は橋(pons)で発生し、外側膝状体(lateralgeniculatebody)を経て、大脳皮質の後頭葉(occipitallobe)に達する電気活動であることがわかっています。
これらの経路のイニシャルを組み合わせで、PGO波と呼ばれています。
布団 羽毛でのレム睡眠の神経機構を解析するうえで、PGO波は相動現象開始のよい指標となるので、電気生理学の実験ではPGO波を脳深部から記録することが多いのです。
レム睡眠期にかぎらず、睡眠期全般にわたって筋肉がかなり弛緩しているので、身体はぐったりしていてあまり動きません。
入眠直後の熟睡期にはほとんど体動はありませんが、眠りの後半期には次第に増え、起床直前には頻発するようになります。