レム睡眠について 2
"レム"というのは急速眼球運動(rapideye movement)の英語イニシャルからきた名称です。
レム睡眠がいろいろ話題になるのは、1953年までこんな眠りは知られていなかったからであり、この眠りの評価が今だに定まらないからでもあります。
羽毛 フトンによるレム睡眠の際には、体温・血圧・呼吸などの調節が乱れることが知られています。
また、骨格筋はほぼ完全に弛緩していますから、身体はぐったりして動けません。
これを持続性(tonic)の無緊張といいます。
ですから、急に目ざめると、睡眠麻痺という状態(いわゆる金縛り)が起こることがあります。
しかし、常に弛緩しているわけではなく、骨格筋が突発的に痙攣したり、急速眼球運動が出現します。
これは相動性(phasic)な現象とみなされます。
そのほか、血流調節の変調から、ペニスやクリトリスが不随意的に勃起します。
子宮の筋収縮活動は著しく高まっています。
また、レム睡眠の時期には精神活動が活発となるので、レム睡眠から醒めるとしばしば夢が思い出せることになるのです。